Scientologyは21世紀における真の宗教であり、その宗教的使命を果たすために今世紀の最先端技術を利用します。 その目的に向けて、教会はゴールデン・エラ・プロダクションズに最先端のフィルムとオーディオ制作スタジオを備え、その活動をマルチメディア時代に移行させました。
南カリフォルニアの500エーカーの土地に設置されたゴールデン・エラ・プロダクションズは、Scientology教会内で使われる、オーディオビジュアルの情報とトレーニング教材、そして教会後援による社会改善活動や人道支援活動の中心となるフィルムや公共サービス広告を制作しています。
ゴールデン・エラ・プロダクションズの中心は、7,400平方メートルの映画スタジオです。 メインの音響ステージは、3階建てを上回る高さで、その広さはサッカー場2面分に相当します。
ゴールデン・エラ・プロダクションズで撮影された宗教のオーディオビジュアル教材の最終制作は、完全にデジタル化された6つ編集室を含むその最先端の撮影後作業設備で完成します。 必要とされるどのようなデジタル効果を生み出すために、ゴールデン・エラの特殊効果部門は、1秒当たり6兆3,600億の計算能力を持つ、500以上のコンピュータをつないでいます。
また、教会が使用するフィルムやビデオ用の音楽は、すべてのゴールデン・エラの録音スタジオ内で制作・編集されています。 オーディオ部門の設備は、制作上のあらゆる必要性を満たすように設計されました。オーケストラ録音にも十分対応できる84トラックのスタジオや、5.1サラウンド映画用に112トラックのミキシングスタジオもあります。
ゴールデン・エラ・プロダクションズは、すべての録音されたL. ロン ハバードのDianeticsとScientology講演の生産に責任を担っています。 講演スタジオには、ハバード氏の録音テープを復元・複製する際に使用される、独自のエコー室が備えられています。ゴールデン・エラの指定した仕様に合わせて設置されたものです。
さらに、各国語による吹き替え録音専用のビルもあります。ここではScientologyの宗教文献やその他の教会資料が翻訳され、録音されます。ずらりと並んだデジタルの録音スタジオは24時間フル稼働です。 各国語の声優が、ハバード氏によるDianeticsとScientologyの講演を吹き替えで録音します。主に16言語に対応しています。
最先端技術によるフィルムの修復と保存
デビッド・ミスキャベッジ氏の監督により、L. ロン ハバードによる講演を収録したフィルムとハバード氏への単独インタビューのフィルムが復元され、リリースされました。 最初に復元されたのは「クリアリング会議」のフィルムです。6回の連続講演から成るシリーズで、1958年にワシントンD.C.で撮影されたものです。 次のリリースは、L. ロン ハバードの唯一のインタビュー・フィルム「Scientologyへの誘い」です。これは1966年にローデシア(現ジンバブエ)で撮影されました。 2008年に最終的な復元が完了し、リリースされたのは『クラシフィケーションとグレーデーション』フィルムでした—英国サセックス州のScientology本部で1965年に撮影されたものです。
これらのフィルムは撮影後の長い年月の間にひどく劣化していました。 これらを完全に復元し、永久的に保存するプロジェクトは、ゴールデン・エラ・プロダクションズのフィルム工房にいる70人のチームによって実施されました。 オリジナルのネガの62万以上のフレームがデジタルスキャンされ、手作業で綿密に洗浄され、完全に復元されました。 その結果、サイエントロジストと一般の人々は、Scientologyの講演シリーズと限定L. ロン ハバードのインタビューを経験することができるようになりました。